高雄のメジャー観光スポットといえば、ここ『蓮池潭(リエンチータン)』(れんちたんと読みます)。
蓮(ハス)の花が咲き乱れていたことから名づけられたというこの淡水湖は、中国の独特で鮮やかな色彩の寺院や建物が湖の周りにあり、これまた一風変わった印象を受けてすばらしいです。
というのが一般的ないわれですが、日本のB級スポット好きにはタマラナイ場所な雰囲気がグッドでした^^w
蓮池潭への行き方は最寄り駅の高鉄左営駅から車で7~10分くらいですが、私は町並みを見ながらゆっくり歩いていきました。この駅までバスで向かうっていうのは観光客としてはあまり一般的ではないでしょう。
タクシーとかだと湖の南側の龍虎塔方面(左宮駅は北側)に運んでくれることが多いようですが、手前の孔子廟方面からだとちょっと近いので歩いていける距離かと。
ただ、私は駅の裏手に出て歩いていきましたが、裏手は超ローカルでゴニョゴニョです。で、めっちゃでかい大通りを横切っていったので注意してください。信号あるところまで行くと超遠回りになったりします。
クリックすと大きくなりまぁす、スマホの方はピンチして広げてくださぁい。
孔子廟は風情ある・・・ていうかど派手だった
まずはたどり着いたのは中華の雰囲気が漂う孔子廟(こうしびょう)。
門をくぐるとさらに立派な建築物。
台湾だけでなく、日本の長崎や沖縄、マレーシア、ベトナムとかあちらこちらにもあるらしいこの寺廟は台湾最大の孔子廟で1867年創建されたもの。台湾でも台南とかにもあったりするらしいです。現在の建物は1976年に再建されたもの。大成殿などは北京の故宮を模したとされる浮き彫り加工がきれいです。
北極玄天上帝像はなんだこれ、おらウキウキすっぞ!
湖沿いを進んでいくと、遠くから見えている巨大なラオウみたいなこちらの北極玄天上帝像(ほっきょくげんてんじょうていぞう、と読む)。
このあたりからB級感たっぷりで、この手のものが好きな人はキャッキャいい始めます。愛知県の桃太郎公園とかこびとづかんとか大好きな人が反応しそうwっていう勝手な固定観念でこちらに向かいました。
もっと近づいてみると・・・・でかっ。
蓮池潭風景区の水上に位置する道教の神像。水上神像としては東南アジア最大級で、漢民族からの信仰を受け、海や星をつかさどる神とか街の守護神とされているそうです。
ちなみに中に入ることができて、石像やら本やらがありましたが殺伐としてました。
とよのはラオウを摘み上げたよ!
ってばちあたりな。
春秋閣から橋を渡って五里亭へ
春秋閣の先に五里亭があります。
湖水に浮かぶ二つの建物は春秋閣で、春塔と秋塔からなっており、その間には巨大な龍がたたずんでいます。
その龍の口から入ってどんどんおくに進んでいきますが、この発想がまさにB!!!w
この絵、この雰囲気、まさに
B!w
でも、遠くから見たほうが風情があってええ気持ちやわあ。
啓明堂は工事中(-ω-#)y-~~~~
大丈夫かよっていうくらいの色彩の建物を横目に
ガイドブックでも誰しも見たことはあるだろうって言うここ。
龍虎塔も個性的なスポット!戦闘力530000だ。
2つの七重の塔がそびえ立ち、龍塔はその大きな奥地から入って、虎塔の口からでてくるという道順を辿ります。これは悪行が清められるという言い伝えがあるそうで、その中の壁には親孝行の話や閻魔大王の地獄の審判などが書かれています。
ぐあああああああああああ・・・!フリーザーーーーー!!!!
とお決まりのやつをやっている初老の私。
蓮池潭の間でのアクセスと所要時間はどれくらいかかるのか?
まずは台北からは台湾高速鉄道(高鉄)いわゆる新幹線で左営駅まで向かいましょう。100~120分くらいでしょうか。
ほかは在来線の台鉄や莒光号で、高雄駅(左宮駅の次)まで乗り換えなしで行けますが、5時間近くかかるので普通の旅行では現実的ではありません。長距離バスも24時間運行で随時出ていますが、これも5時間ほどかかります。
計画的にプランを練らないとなかなか厳しいかもしれませんね。
ついで蓮池潭について。↓上の地図を再掲しますが、孔子廟から龍虎塔まで歩くと大体20分程度です。
これはあくまでどこも見ないで歩いた時間で色んなものを見て、写真とってグルッと回ると1時間30分くらいはかかります。自分が回ったので丁度その時間でした。正月休みの時期でそれくらいだったので、余程のことがない限りは2時間見ておいたら大丈夫かと。
ただ、駅から歩いていかれる方は、以外に距離があるので電車の時間を考えて余裕をもっていきましょう。
コメント