何年も前から行ってみたかった王富(ワンフー)に行ってきました。地元のお友達も激押ししていましたし、伊勢の友達もチャーシューが旨い!っておすすめしていましてね。
ただ、結論というか、率直な感想は「ん~~???」っていうのが第一印象でした。
おいしくなかったというわけではなく、今回食べたラーメンの味、チャーシューの質がその知人達の話とかけ離れていたのが気になる所だったんですよ。
で、2週連続王富(ワンフー)のラーメンを食べてまいりました。超遠かったぁ。
なので、次のグルメレポート記事もご覧くださいね。
場所は伊勢神宮の伊勢から車で20~30分と、少し離れた超がつくほどの田舎道にあります。
もう完全に地元民しか来ないであろう場所で、しかもプレハブみたいなところでひっそりと経営されているお店。って言うと悪い言い方になっちゃいますね。味のあるお店っていう感じ。
夜の写真ですので、ちょっとわかりにくいですねぇ。
初めて食べる王富(ワンフー)のチャーシュー麺!
お店の場所も外観もインパクト大ではありますが、その店主のキャラもインパクト大で必見です@いい意味で。お世話になりました!m(_ _)m
駐車場が狭いというか、車のハンドル切り返すと前の畑?に落っこちそうになりながら車を止めました。夜に行く人は見にくいので特に注意ですよ。
夜遅いこんな誰も通らない田舎道にあるラーメン屋さん、いや中華料理屋さんなのにお客さんがたくさんいらっしゃいましたわ@といっても数えられるくらいの座席数です。人気ですなぁ。
店内は6人がけテーブルが2つ。だけども、一つは無理やり仕切りを立ててカウンター席にされていました。この辺のアバウト感のあるお店、嫌いじゃないですw
注文したのはもちろんお目当ての『醤油焼豚ラーメン』と『とんこつラーメン』。それに『チャーハン』でございます。結構食べるなぁー、ここ3ヶ月で五キロ太ったので注意してるんですけど、やっぱり外食に来ると制限無しで食べちゃいます。
メニュー自体は少なくてシンプルなので料理が出てくるのは割りと早めです。
こちらが醤油焼豚ラーメン。ъ( ゚ー^)
見た目はインパクトがありすぎる程ドカドカッと乗っかった分厚いチャーシュー、そして濃い目の色のスープ。これぞといわんばかりです。美味しそう。
うまいラーメンを探す管理人、長年の願いが叶う瞬間でございまっす。
まずは定番の評価、スープから。見た目は濃い茶色で、事前のグルメブログや食べログよりもスッキリとした印象。
そう、もっと背脂的なものが浮いているのを予想していたんですが、意外にそうではなくってスッキリとした見た目。んー?
早速、一口ズルズルっとすする。
うまい。
見た目通りのピリッとまではしないまでも、濃くてシャープな味わい。豚骨や鶏ガラダシの風味はやや控えめでコク醤油っていう味という感想。前回の大森屋は中華そばっぽい味です。
驚いたことにチャーシューからにじみ出た脂の味というか、風味があんまりありません。あれだけのチャーシューなのに・・・か???
うまい・・・が、事前のリサーチ写真や知人から聞いている味とは明らかに異なる。うむむ・・・。
そして、メインのチャーシュー。
厚さはやっぱりゴイスー。一番細い部分で5mmくらいかな?場所によっては1cmにもなりそうなほど分厚くスライスされた肉。存在感は半端じゃない。これぞワンフーと言わんばかりのラーメンだ。圧感。
そして、ホオジロザメのように大きな口を開けて一口で大きなチャーシューを私の口へ放り込む。
うむ。
柔らかく煮込まれたジューシーなチャーシューというよりも、噛みごたえがあって、抜群の歯ごたえがあってパワフルである。その存在感は噂通り。
・・・で、ここでやっぱり疑問が一つ。
繰り返しになるが、これも事前のリサーチ、そしてこのお店を薦めてくれた伊勢の知人、津市の周辺のグルメブロガー仲間から聞いている味や特徴と全く異なるこのチャーシュー。そして、チャーシューのダシが出きっていないと感ずるこのスープ。
比べてはイケナイが、寿がきやの肉の味と食感に何となく似ている味と食感、といったらわかりやすいだろうか。
なぜだ???
次は麺にいってみよう。
こちらは中太のどストレートの卵麺。注目すべきは珍しくやや平打ちタイプの麺を採用しておりこのあたりはあまり食することができないタイプでグッドです、マスター!
辛めのスープにゴリッとした麺の程よい食感と小麦粉の甘さがマッチして旨い。硬めで注文しなくてもかなり硬めで提供されるのでご注意されたし。
とんこつラーメンとチャーハンの評価は?
こちらはとんこつラーメン。相方は肉嫌いなのでノーマルのを注文してました@何食いに来たんだよ。。。と思いながら。
焼豚ラーメンではないので、お肉が一切れとちらしネギ、メンマ、そしてかまぼこで見栄えを上げる作戦か。
こちらも麺は上の醤油と同じで平打ちのゴリゴリ面で歯ごたえはバッチリ美味しい。
とんこつとは名ばかりで、ドあっさり豚骨といった方がしっくりくる。どちらかというとパイタンラーメンまたは塩分控えめの塩ラーメン風な味です。
一杯飲んだ後にはこちらを食べたくなる感じの味っていうあっさり具合。
こってりパンチのあるラーメンを食べたくて、この豚骨を頼んだら残念な気持ちになるだろうと想像しました。
こちらはチャーハン。しっかりとダシの風味が行き渡っており、しっかりと食欲を堪らなくさせる色合い。
しっかりとダシの風味が行き渡っており、看板食材のチャーシューを細切れにしてしっかり入れているのが贅沢なところ。もちろん、肉自体は細かく刻まれすぎていないので、その存在感と食感は生かしたままです。
味はしっかりとしており、なかなか美味しい。日本チャーハン協会会長の私もなかなかだと判断。また食べたい。
営業時間・定休日・メニュー
- 営業時間/定休日:11:30~14:00ー17:00~22:00頃/水曜日
- 電話番号:0596-58-7859
- 住所/アクセス:〒519-0436 三重県度会郡玉城町山神500(王富(ワンフーの場所・地図))
▼メニュー表
ここには載っていないメニューもちょっとはあるのかな?回鍋飯をおすすめされました。けども、今回はごめんなさいしました。マスター、ごめんなさい。
三重県の教えたくないラーメン屋ワンフーまとめ
旨いかマズイかを問えば、旨いお店です。また食べたいかと問われれば、また食べたいです。
だが、どうも腑に落ちない。どうも解せないこの気持ち。
チャーシューは歯ごたえバッチリで、ラーメンの味はシャープでコク醤油。いいのかこれで?事前情報では、『トロットロのチャーシューとその油が溶けて馴染んだ優しい味のスープ』、のはず。
そう、何度も申し上げているとおり、チャーシューとその脂の風味を活かしたスープではなかったという感覚がどうも引っかかる今回の訪問。
その味の真意を確かめるべく、数日のうちに遠路はるばる王富に再びお邪魔することにするのであった。
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