富士急ハイランドメインの山梨旅行を計画していってきた今回の旅。
食べ物はほうとうとか、吉田うどんとか山梨グルメの有名所を食べてこようとしていた以外、他はなーんにも見どころとか調べていなかったんですね。
もちろん、昇仙峡なんて下調べしていないどころか、その名前すら知らなかったっていう状態でw それで、たまたま通りがかって乗ロープウェイに乗って降りてききて、その周辺を散策しました。
時代にそぐわないパワーストーン土産屋さんがうざすぎる数あって、もう鼻で笑うしかなかったけど(@失礼ごめんなさい)、車でたまたま渓谷を通って、その景色見たさにUターンして来た甲斐がありましたので、ここは昇仙峡ロープウェーやめても行った方がいいのでご紹介しまっす!
それが大正解!ここ数年の絶景スポット巡りで上位に食い込む絶景を見ることができました。
舐めてたけど、これです、その巨大な岩の湾曲美が激しくもあり美しくもあります。
前の記事載っけた写真の通り、ロープウェイ乗って見てきた山頂も素晴らしかった んだけど、下から見た昇仙峡の渓谷群とそこに並ぶ岩々、激しい脈動感ある川の流れ、流水が流れ落ちる滝を、歩きながら間近で見ることができて、そっちの方が大迫力でした。
その素晴らしい景観は、昭和25年に(←古すぎない?w)に全国観光地百選・渓谷の部で第1位、平成21年に平成百景で第2位に選ばれるとともに、水環境を評価する平成の名水百選にも選ばれている、だって。
ちょっと古臭い雰囲気が残っている場所もありましたが、ここはまた来たいなー、と思ったのでご紹介します。
自分はロープウェー乗り場から、お土産屋さんが立ち並ぶところから入って、深々とした渓谷を通って、巨大な岩が乗っかっている石門、仙娥滝(せんがたき)を見て、そのちょっと先まで帰ってきました。
けども、本来は逆からプチ登山・ハイキングコースで歩いていくパターンが一般的?みたいな感じでした@事後調べ。
いずれにしても、紅葉や桜の季節は車が全く進まないようですので、その繁忙期に行く人は覚悟していってらっしゃい。
御岳昇仙峡の渓谷を歩く!所要時間はどのくらいかかる?
私が歩いてきたのは昇仙峡を全部回ったりはせず、途中で引き返してきたので40分くらい。写真を取りながらね。全部回ると2~3時間とかかかると思うので、時間がない方はめぼしいところを見たらそれでいいでしょう。
赤の矢印で回って、青の矢印の所(天鼓林が見える所らへん)で引き返して帰ってきました。正直な所、全部がすげええ!ってなるものではありません、多分。下調べをして、上手に回らないと、もうぅぅ歩き疲れたぁ…ってギャルがぐずっちゃいますので、ご注意をば。
昇仙峡のお土産物売り場では喜ばれる土産は買えないっぽい?
昇仙峡ロープウェーから夫婦木神社下社やら、パワーストーンとかきな古い昔ながらのお土産屋さんでにぎわっておりました。賑わっていたか?
ま、定番中の定番のクッキーやチョコレート系のお土産は買えますが、どこのお土産屋さんを拝見しても「パワーストーンパワーストーン!誕生石どやぁ!?」って推し方で、ちょっと観光協会さんマーケティングとかちゃんとしたら?って思いながら、ロープウェーの駐車場から歩いていきました。
そもそも鉱山は閉鎖されているので、多分ここから産出されているものじゃないでしょう?って思ってました。
お土産を買うつもりはなかったので、足早に奥の方へ足を運んで遊歩道に入っていきました。そこはさすがの雰囲気で、空気がほんのり冷たく住んでいました。
その冷たさは、大きいながらも冷たい雰囲気があるこれらの奇岩の影響でしょうか。はたまた、上流から流れるこの水しぶきの影響でしょうか?それともこの緑たちが光合成しているからでしょうか?
どんどん奥に進んでいくと、頭の上すれすれのトンネル地帯をくぐります。
岩や石の隙間に1円玉とかが挟み込まれていました。
なんだかさっきのB級スポットロープウェーとは、ここは雰囲気が違うぞ。
覚円峰がすごい!ここに登るのは可能なのか?
車から見える、歩いていても目を引くのがこの巨大な覚円峰。かくえんぼう、と読みます。
『ゴイスー…』
その岩肌と誰も寄せ付けないといわんばかりの断崖絶壁感がすごい。グランドキャニオンに行ったことがある私でも、ここは凄いと思ったくらい深い雰囲気がありました。
ここ覚円峰は屋久島のトーフ岩のような雰囲気があって、異質な雰囲気。
この覚円峰に登るのはきっちりとした登山道が整備されていないし、クライミングでどこでも余裕でいける人でないと無理だろう。
ちなみに屋久島のトーフ岩も登れるルートはあるみたいだけど、屋久島のガイドさんくらすじゃないと無理です。
自然が好きな私は岩の大きさ、形をひとつひとつ確かめながら、感じながらあるきました。一つ一つ特徴のある形・色・雰囲気がある。
観光客やらハイキングがてら散歩する老夫婦など、割りと人が多くいるにもかかわらず、澄んだ気持ちでお散歩できたのは川のせせらぎのせいでしょうか。f分の1揺らぎ的な?
ええなぁ、ここ。
日本の滝百選に選ばれた仙蛾滝は完全にカップルのデートコース的な。
仙蛾滝がこちら。思ったよりも大きめの滝ですで、マイナスイオンを感じるぜ。
荒川の上流にある3段の高さ30mの滝だそうだけど、もうちょっと近くで見てみたいなぁっていうのが感想です。水の色は澄んでいるというよりも、深い色合いでなかなか感慨深い。
ここに行くまでは結構な数の階段を下らないといけないので、お年寄りの方・足が悪い方などは付き添いの方がないときつめかな、と。
自分はキャンプとかするので、よく川の上流とかで野良キャンプをするんですが、そこではみられないような巨大な岩々がドンドンドドーンところがっていて、もうすげええええぇぇぇぇぇっっす。
石門はなかなかおもしろい
仙蛾滝からちょっと歩くと、メインディッシュの登場、ここが『石門』。
これ、すんげー大きさの岩がトンネルになっておりますね。巨大な花崗岩が自然に形成した門ですげっす。
ここから奥の長澤橋方面に行くと、トーフ岩、はまぐり岩、かぶと岩等々、名前が付けられた岩々が数多くあります。けども、メインとなるものはここまでなので、この先までちょっといって引き返しました。マップを見たら、特にめぼしいものはなさそうだったので。
写真じゃ伝わりにくいけど、これ無茶苦茶でっけー岩。すんごい人も来ない山奥の上流とかならあるかもだけど、ここまででかいのは初めて見たかもだ。圧感。
昇仙峡までアクセスやハイキング・ウオーキングの所要時間や駐車場などの周辺情報
昇仙峡口から仙娥滝上まで約4kmにわたって続く渓谷には遊歩道が整備されていて、全部回ると結構たいへんです。
駐車場・主要観光ポイントから歩く距離と時間目安
私はロープウェーのところから歩いていきましたが、もっと効率的に楽に回りたいなら近くの駐車場に止めて行きましょう。
ちなみにロープウェイの住所はこちら。
〒400-1217 山梨県甲府市猪狩町441
いくつか駐車場があるので、ポイントを絞って歩かれるのがあまり疲れずに楽しむポイントになると思います^^
昇仙峡ロープウェー ⇔ 仙娥滝 | 2.0km | 約20分 |
石門 ⇔ 仙娥滝 | 1.8km | 約25分 |
県営グリーンライン駐車場 ⇔ 石門 | 0.5Km | 約10分 |
長瀞橋 ⇔ 天鼓林 | 2.2Km | 約25分 |
天鼓林 ⇔ 県営グリーンライン駐車場 | 0.5Km | 約10分 |
長潭橋 ⇔ 金渓館 | 3.8km | 約70分 |
長潭橋 ⇔ 仙娥滝 | 4.3km | 約80分 |
長潭橋 ⇔ 昇仙峡ロープウェ | 5.2km | 約90分 |
※行き・帰りの階段や勾配によって、所要時間が変わってきますのであくまで目安としてお考えください。
お時間がある方・体力に自身のある方は、富士の国やまなしを全力で走る昇仙峡ヒルクライムも楽しいかもしれませんね。
昇仙峡周辺のもっと他の駐車場の場所や飲食店などの住所
天神森エリア、能泉エリア、仙娥滝上エリアと分けて、駐車場やお店の住所などが記載されていますので、紅葉が綺麗で観光客が殺到する時期は近い場所は外してお車を停めるのがいいでしょう。
旅行はまだまだ続きます!
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