[DeNA炎上まとめ]WELQ(ウェルク)問題から発展したキュレーションパクリの流れと問題点。MERY(メリー)の記事が見れない!iemo(イエモ)もアプリが開けない!削除された理由はこれだよ!

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書く気はなかったんですけど、やっぱり完全に出遅れて記事を書いております管理人です。

先日からネットニュースだけではなく、テレビなどでも放送されまくっている大手メディアのパクリ問題についてです。

キュレーションプラットフォーム事業(全10サイト)に関して、全記事非公開・第三者委員会設置が発表され、12月7日にDeNA(ディー・エヌ・エー)が記者会見を行いました。生中継されているのにびっくりしましたわ。ここまで大きなニュースになるとはね。

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本当はたくさんネット記事になってるし、わざわざブログネタにする必要もないなぁって思ってたんですが、やっぱり過去に引用と転載の違いやらパクリサイト『MERY(メリー)』に記事の削除依頼した結果報告記事とか書いているし、コメント欄で現在も色々ご意見いただいています。

そんで、こんな検索でうちにたどり着いてくれている可愛いであろうおねー様のために書くYO!w

メリーラブwwwって何だおい!!!!こら!こんなとこまでみんなよ!!!!

メリーさんは恋愛とかオシャレが大好物の女子高生とか女子大生とかに絶大な人気をほこっていたようで、アプリが起動しないとか、サイトの記事が見れない・閉鎖されたのはなんで?って言て検索する人が多いようでございます。

 

 

理由は簡単に言うとこうです。

いくつかの法律違反(っていっていいのか?)、企業倫理、モラルに反したことを企業の組織ぐるみでやっていたので、厚生労働省とか政治家とか、会社の偉いさんとかが怒ってしまって、ごめんなさい・申し訳ありませんでした、っていう反省から閉鎖しました。

そんじゃ、ちょっと詳しく流れとか問題点とか自分の感想とか書いてみる。

DeNA(ディー・エヌ・エー)のWELQ(ウェルク)から勃発した騒動の流れと問題点

パソコンそしているライターさん

相動の流れを時系列で並べてみた

 

時系列で簡単並べるとこんな感じになるでしょうか。上の参考記事をざざっと読めば大体の世間を騒がせている理由はわかると思います。

 

上記のコンサルタント女子の肉球さんが、「人のブログ記事とかをコピペでリライトさせたり、画像も盗んでも、それらをさせた責任は最終的にはキュレーターと呼ばれるライターさんの責任でうちの会社は全く関係ないっていう無責任さと違法性を暴露しました。

こんな文言がライターマニュアルにあったそうな。(詳しくは記事を御覧ください。)

当社は、この記事の情報及びこの情報を用いて行う利用者の判断について、正確性、完全性、有益性、特定目的への適合性、その他一切について責任を負うもの ではありません。この記事の情報を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

 

 

ただ、それよりずっと前からブロガーやアフィリエイターからも問題視されていて、ずっとツイッターやライターさんたちのブログで、これは悪質で著作権無視とかの問題でくすぶっていた問題でありました。が、おときた駿議員さん・永江さんの記事をきっかけに大炎上してしまったっていう経緯です。

 

今回問題となったDeNA(ディー・エヌ・エー)のWELQ(ウェルク)だけでなく、人のブログの記事の内容を寄せ集めて切り貼りしている、いわゆるキュレーションサイトといわれるものは世の中に数多く出回っています。

そのジャンルは医療に限らず、旅行から子育てから漫画まで多岐にわたりますが、今回は健康や医療分野の情報という正確性・信憑性が求められる情報を取り扱っているにも関わらず、その内容は全くの素人が書いた間違った記載が多いということから、大きな社会問題となって炎上しました。

 

DeNA(ディー・エヌ・エー)の閉鎖したキュレーションサイト一覧

DeNAが運営しているサイトだけでも、以下の10サイト全部閉鎖。それで、今回問題となったウェルクだけじゃなくって、すぐにMERY(メリー)を除く、他の8サイト(合計)も記事非公開にしました。

このMERY(メリー)は残してしまったというところで再炎上してしまうわけですが、運営体質は私が書いた記事のとおりなのですぐにこちらも閉鎖することになってしまいました。

  1. WELQ(ウェルク:医療・健康)
  2. iemo(イエモ:家・インテリア)
  3. Find Travel(ファインドトラベル:旅行)
  4. cuta(キュータ:妊娠・出産・子育)
  5. UpIn(アップイン)
  6. CAFY(カフィ:料理・レシピ)
  7. JOOY(ジョーイ:男性向けファッション)
  8. GOIN(ゴーイン:自動車やドライブ)
  9. PUUL(プウル)
  10. MERY(女性ファッション)

 

非公開にしてるだけで削除はしてないの? って突っ込みたくなるんですが、インデックスはされていないようですけども、私はちょっと心配事があります。

インデックス

今後は医師や薬剤師の監修をしてもらって公開するんでしょうか?それとも忘れた頃にしれっと再掲載してしまうんでしょうか?うぇるくじゃないですけど私は信用していません。 

 

対応がまずかったやろ

住まいに特化したまとめサイトというなのキュレーション盗作の寄せ集め『iemo』と女性向けファッションパクリサイト『MERY』をDeNA(ディー・エヌ・エー)が約50億円で買収した時に、こんなすぐになくなってしまう会社を買うなんて馬鹿だなぁと思っていましたが、やっぱり私の予想通りそうなりました。素人でもそう思えるサイトの作り方なんですもん。

 

記事のほぼ全ては引用と称した無断掲載。問い合わせから削除を申請しても無視するわけですから、著作権者の権利も何もあったものじゃないので、本当に悪質でございました。

担当者から返事が来たブロガーやアフィリエイター、ウェブメディア運営者さんもいらっしゃいましたが、『ライターの責任または引用の範囲内なので法的には問題ない』という返事の方が大多数でした。私の場合は返事はなく無視されて放置プレイしたあと、一旦非公開→再度公開というたちの悪い手法 を取っていただきました。

本当に常識ハズレのひどい対応、ありがとうございます。

 

 

DeNA以外で全部or一部の記事を公開中止・非公開にした他のキュレーションサイト一覧

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問題となっていたパクリサイトはDeNA(ディー・エヌ・エー)の関連会社が運営していたサイトだけではありません。ブログの記事にはしていませんが、私のサイトも多数無断掲載されていましたので、もちろん把握していました。

ま、大なり小なり真似されるっていうのは、GoogleやYahoo検索にて上位表示されていたり、目立っている証拠なので目をつぶっていたんですけどもね。

影響をもろに受けて、サイト全体を非公開にするまたは一旦停止、一部または全記事非公開にすると言った処置を取って、公開をやめたのは以下のサイトです。あ、もちろんほんの一部で弱小な無名の小さいサイトも多数あるので主なものだけ列挙してみます。

 

  • ギャザリー(一部非公開):リクルート
  • アニプラ(サービス終了):リクルート
  • 調整さんメディア(全コンテンツ非公開):リクルート
  • kulture(全コンテンツ非公開):リクルート
  • RecCafe(配信終了):リクルート
  • Spotlight(スポットライト):サイバーエージェント
  • トリル:Yahoo
  • ヘルスキュア:エンパワーヘルスケア

その他のキュレーションサイト一覧はこちらのまとめがものすごいので参考にしてくださいぃ。媒体数は記事公開当時ので、今後はドミノ倒しのようにどんどん増えていくと思われます。

賛否両論!?閉鎖が相次ぐ問題のキュレーションサイトを調査中(全131媒体)

 

その他、、Naverまとめやnanapiなどにも影響が出そうな案件でありますね。

あ、ネイバーはまとめ職人獲得のためにちょっと動いたあとは、他のキュレサイトとは違った存在ですってアピールして運営方針の見直しとかを打ち出していますね。んー、時間の問題なのかもしれません。ナナピもちょっと動きましたね。

「NAVERまとめ」が新方針 “キュレーションサイト問題”受け「まとめ作成者の信頼ランク」採用へ – ITmedia ニュース

2ちゃんまとめ系ニコのネタがあんまり出てこないのは気のせいですか?

 

法律違反の疑いとか著作権とか数々の問題点

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ここまで書いてきて、もう面倒くさくなってきましたwだって、みんな知っている情報だろうし、特に付加価値を付けれる内容はあんまりないな、とwww そんなわけで、最後の見出しでちょっとご意見をさせてもらいましたw

 

法的な問題点から他の企業、または個人に至るまで攻撃対象に飛び火していっている現状はう~・・・む…と思う部分は多いですが、一連の事件で浮き彫りになった問題点はこんなところでしょうか。ただ、そんなの言いがかりじゃんって思う部分も多々あるのはあるんですけどもね。

 

大きな問題として取り上げられているのはこんな理由から。

  • 外部ライターをクラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングでの激安で大量生産の記事作成
  • ライターなどに著作権回避のための手法の提供
  • 作成しても責任はライター(キュレーター)の責任にする責任逃れ
  • もちろん、その内容の信憑性や正確性は専門家や編集者の十分なチェック・確認や編集なく公開
  • サプリメントや病気に対する表現に対する薬機法(旧薬事法)
  • 転載における決まりを満たしておらず著作権違反
  • 責任者がでてこない企業としてのあり方 などなど

 

 

不正確な情報が掲載されている、法律に違反した内容の掲載をしているなどの指摘があり、謝罪文を掲載後、取締役会長の南場智子氏と代表取締役社長兼CEOの守安功氏が記者会見を開くまでとなりました。

ネットニュースだけでなく、NHK各種のテレビ放送や各種新聞にまで掲載されるまで大きな話になったのは、正直なところ想定外。まあ、東京都や政治家さんまで動き出してしまっていては、当たり前っちゃー当たり前ですが。

 

全サイトを短期間で閉鎖する決断を下した守安社長はちょっと流石の決断、と思った。

守安社長が運営を把握していたのか・していなかったのかとかは問題ではなく、ともかくすごい決断をしたなぁって思ったのは思いました。だってさ、一瞬にしてサイト全滅で時価総額数百億円をぶっ飛ばしてしまうことになるわけで。それ以外の会社さんへの打撃も考えるといくらになんのって話。

 

ここで再度炎上させてしまうのは、これらの統括するDeNA執行役員・キュレーション企画統括部長でiemo代表取締役CEOの村田マリ氏が会見に出てこない、ツイッターでも鍵かけて非公開に逃亡し続けていることでございます。税金逃れのためにシンガポールに逃げたとお祭りになっており現在も各メディアが追跡中です。そのうち捕獲かクビになるかとw

 

 

 

元々、引用と転載の違いについて、著作権的にはアウトだといわれていてもセーフだと言い切っていたことで、ブロガーさんなどから評判は悪かったキュレーション・バイラルメディア問題。

「死にたい」というキーワードで1位を取ったっていう所でポチ炎上して、それがどんどん加熱していって大炎上してしまったんですが、WELQ(ウェルク)の様に命や重篤な病気に対する治療方法など、正確性を問われる問題で適当な内容で人の記事をパクッて適当にやってしまったことが大炎上のきっかけになりました。

これがファッションとかグルメレポートだけであれば、今回みたいな大騒動にな繋がらなかったと思うんですよ。ツイッターとかで許せんとかつぶやかれているだけでね。あとは対応が悪かったですね。

 

 

個人的な意見と女子大生やオシャレ女子に次ぐ話をば。

情報収集をするなら自分の身は自分で守ろう

MERY(メリー)って、うちはテレビがないので知らなかったんですけどMERYって雑誌まで創刊して、ローラとか売れてる芸能人をテレビCMに使っていたんですね。相当お金かけてますなぁ~。

儲け頭で契約企業との大人の事情かなにかで、最後の最後まで公開していましたがここは後味が悪かったです。 そこまでやったんならスパッと行くべきでしたね。

 

ただ、私はキュレーション・バイラルメディアが出てきたときから、遅かれ早かれこのようになるのはおのずと予想ができていました。思ったよりも遅かったですけど。

 

ネットで生業をなす会社であるのに、ウェブで活動するクリエイターやライターの権利を無視したやり方ですもの、そりゃウェブ上で大問題になるでしょう。当然予想できる自体ですよね。個人で人のサイトからパクりましてっていうんじゃなくって、球団を持つような大企業がやってしまったら特に叩かれるネタでしょう。

 

経営幹部をはじめ、サイト運営中核をなす人物がこのような問題になってくるって認識がないとは考えにくいです。っていうか、会見でも認識や議論があったっていってたので確信犯です。なのに、なぜ突っ走ってしまったのか。私は阿呆としか思えません。学はあるけど知恵がないのか?

 

そんで、上でもいいましたけどもここまで話が大きくなるとは思っていなかったし、その他の会社・分野への波及、デリケートな商材を扱う広告主さんの広告見直しや規制が強くなるのかなぁってちょっと思ってます。ちょっとだけよん。

 

 

健康・医療の記事が問題となったので、そのネタで話を進めます。

この問題が起こってからこの手の記事やブログを読んでいて、潰されてウェーイ的な物が多くありましたが、その中で「適当な情報が多すぎる。癌は放置したらいいっていう馬鹿な医者もいるくらいだ。」っていうブログ記事を書いている人がいました。(履歴さがしたけど見つからずm(_ _)m )

ここで ちょっと違うな・・・っていうのが私の意見でした

 

 

多分、このブロガーさんかご意見番の人が言ってるのは、近藤誠先生の事を言っているんだと思います。『患者よ、がんと闘うな』の著書で有名になった先生ですので知っている人も多いんじゃないでしょうか。

最近この先生の本を何冊か読みましたが、おおむね賛成意見なんですよね。そんでその内容と感想です。

医者に殺されない47の心得 患者よ、癌と戦うな

この本にかかれている大まかな内容はこの2点。

  • 薬もなんでも発表は大人の事情で嘘や隠蔽した内容が多いですよ
  • 医者って誤診が多いですよ、癌って言っても良性を悪性とかいっちゃってるやん

という話。

なかなか物議をかもしだす内容ですが、近藤先生ががおっしゃっていることは全部正しいとは言い切れない部分はありますが、大なり小なりまっとうなことを言っているというのが、私医療従事者としての意見です。

 

 

なんでこんなこと書いたかっていうとこんな話が先日出ていて、珍しくツイッターでちょっとだけバズって拡散しました。バズとは言わない数w

 

お医者さんも人間ですし間違うことはあります。それ以外にも、専門から外れたら素人さんとあまり変わらないこともあります。(ってつぶやいたら、お医者さんからめっちゃ失礼なメンションとんできたよね、非常識ですわ。)

 

私は実際に学会発表などでデータを収集や提供をする時がありますが、以前データを提供したら縦社会で逆らえない先輩からの一言は、「それでは効果が薄く出ちゃうので、別のデータを用意してよ!」ってお返事でした。おぉぅ…パイセンごめんなさい。

それとは別件。現在も論文を執筆していますが、自分が発信すべきと思った内容の論文は上層部の都合で発表不可になり、結局もっと大人の事情的にプラスになる内容しか発表する許可が出ていません。

 

例えば、世間一般でも医療の現場でもいわれている根本的な間違いがあります。病院の診察でも『神経が圧迫されると痛い』って説明を受ける場合が多いと思うんですが、本来であれば圧迫されたら痛みはなくなる(または異常感覚が起こる)っていうにも関わらず、事実は捻じ曲げられて周知されているって言う問題も多いです。

つまり、何が言いたいかっていうと、医学的データの数値なども操作されているので、官公庁が出している内容やお偉い先生方が出版している本でも、一次情報でもなんでも100%正しいことはありえないということです。

 

腰が痛い、病気を直したいっていう人の希望や願いがあって情報を仕入れたとしても、それは『その人・その時によって正しい情報は異なる』ということです。例えばこうです。

  • 同じ痛みや症状でもその環境や生活パターン、精神面や理解力に左右されるということ
  • 痛みや病気の原因や治療方法は、人によって異なるということ
  • 原因の特定や治療方法も医者によって異なるということ
  • 痛くなって長い人は原因は別の要因が加わっている可能性が高いこと

 

だから、ネットで見る、本を読む、詳しい人から話を聞く、自分で経験するなど、色んな情報を集めた上で、自らが判断する必要があるのです。

 

パクリで炎上まとめ

こんな適当な記事ですがやっぱりこーゆーネタはちょっと慎重になっちゃいますねー。ここまでで関連記事見まくってたら、すんげー時間かかりましたわ。途中から相当面倒になってきましてざざっといきましたけども、まとめるとこんなことが言いたかったんです。

  • 会社としてやっちゃいけないやり方を大手の会社がやり過ぎ
  • 運営者の皆さん、今回の件で自分らが違法行為していたの認めてるやん?
  • 未然に防げたのに知識とか倫理的な部分で大丈夫ですか
  • でも話が大きくなりすぎてるって個人的に思うところもある
  • 情報はその人・その時によって異なるので自分でこれ!っていうのを探さないといけない
  • オシャレ情報が得られない女子大生やOLさんは自分で検索1ページ全部見たら情報はゲットできるのでやりましょう

 

こんな感じで、もっと長文になってもまとめてやろうと思ったけどそこまで気力が持ちませんでしたまる

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笑来

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