京都の木屋町は、大学生の時に小さなクラブでレコードを回して以来なので、実に10数年ぶりなので少し懐かしい感じがあります。
そんな街を横目に、食べログのラーメンランキングで上位に食い込んでいるお店に行ってみようということで麺屋『猪一(イノイチ)』へ行ってきました。
お店の外観は昨年オープンしたばかりということもあって、ちょっとキレイ目。
早めの晩御飯の時間帯にも関わらず、表で若干の待ちができていたので人気が伺えます。
店内はカウンター5〜6席に、テーブル席が2つとちょっと狭めで、その雰囲気とはミスマッチな、おしゃれな音楽が流れていました。若いカップルのデートにはいい雰囲気かもしれませんね。
ラーメン、というか中華そばは、支那そば(豚チャーシュー)・鶏そば・和牛そばの3つが用意されており、それぞれ黒と白とスープがわかれています。
2つのスープであとは具材が違うだけです。
『黒』は濃い口黒醤油、『白』は白醤油を使用しておりだしの風味のスープとのこと。
私は無難に支那そばの白(700円)を注文しました。
きたあー!
中華そばというのはあまり食べたことがないのですが、見た目は塩ラーメンによくある美しい透明なスープに麺が泳いでいるッて感じタイプで美しい。上品な感じがします。
透明度の高いスープに、半熟卵、分厚いメンマ、ネギ、そしてチャーシューがのっていて、ネギとカイワレで更に見た目の高感度を上げてます。麺は細麺のストレートで、スープと相性が良さそうです。
ゆずの皮は好みで入れて下さいとの事でした。私の風味を飛ばしてしまうにおいのきついものはあたしは入れない口なので。
まず、ひと口スープ食す…
うおー、これは、、、繊細な味。
美味しいと言うよりも繊細な言葉が合う。
そして卵も茹ですぎず・半熟すぎず、食べた後に黄身が汁に流れてしまうことでもないので茹で加減はかなりいい。
麺は標準で固めに茹でられており私好みの麺の太さ(細麺)と硬さで好み。
メンマは太くてザクッとした食感もなかなかいいです。ここまで太いメンマは食べたことがありませんでした。ここは初体験でったので、個人的にはこれも評価が高いです。
しかし、写真では良く煮込まれているように写っていますが、いかんせんメインのチャーシューに関しては、今流行のレアチャーシューでちょっとベーコンっぽい臭みが若干ありました。中は半生な感じなのは個人的にあまり。
よく煮込まれたチャーシューであるのか、半生レアチャーシューがいいのかは、それぞれの好みだと思いますが、個人的には普通のチャーシューがよかったような気がします。
この店は、濃い味付けのラーメンを好む人の場合はイマイチかもしれません。
柚子の皮を入れて違った味を楽しめるのでお好みで。胡椒や七味などの調味料もありますが、基本的に私は使いません。特にここのお店の白スープの場合、素材の旨味を引き出す感じの味なので、それを殺してしまうのであまりおすすめしません。
猪一ラーメンのメニュー・店舗情報
参考サイト | http://tabelog.com/kyoto/A2602/A260201/26022436/ |
電話 | 075-353-7413 |
定休日/営業時間 | 月曜日 / 17:30~22:30 |
住所・アクセス | 京都府京都市下京区恵比須之町528 エビステラス 1F |
メニューはこちら
猪一(イノイチ)の中華そばを食べたまとめ
繊細な風味が売り出と思うので、『黒スープ』と出しの味を殺してしまう『和牛そば』は個人的にはおススメしません。
中華そばが出てくるまでの時間がちょっと時間がかかった気がしますが、接客などはとても好印象。
会計を済ませると、厨房でラーメンを作っている店長?と思われる方が顔を出し、「ありがとうございました。お気をつけて!」全員に対しておっしゃっていたのが印象的でした。
総合的にはレベルが高い方お店だと思います。
うまいかどうかに関しては個人の主観によるところで、超濃い味が好きな私が通うかどうかというと、どうだろう…という感じなので、薄味~中華そば好きの方には結構ツボな感じかと思います。
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