そうだ!京都に行こう!
ってことで、パイセンに誘われて行ってきました!
宇治に実家がある後輩に聞いてみるとすごく立派なお寺『萬福寺』というのがあるらしい、、そしてネット調べていたらディープなB級スポット廃墟と化した『黄檗新生市場』というところがあることを発見。
ここに行ってみたい衝動に。。。
黄檗新生市場は昭和40年くらいにできたそうで、近代化のスーパー出店ラッシュのあおりを受けて、現在のような空虚なる空間になったそうで。
良く言えば『レトロ』というか味があるというか。
悪く言えば『廃墟の商店街』(失礼)
ちなみに『黄檗』は『おうばく』と読むらしい。
地元に住んでいなければ一生目にすることがない漢字でBなかほりがしますね。
黄檗新生市場への行き方
京阪電車の黄檗駅で下車。
あまりなじみがない路線なので戸惑いつつ、iPhoneのナビで場所を確認したら本当に目と鼻の先で、線路をわたってすぐに黄檗新生市場の商店街が顔を出しました。
正面から見ると日が当たっているので比較的明るいですが、ずーーーーーっと奥まで見てみると行く先までほぼ真っ暗で廃墟と化しています。
入ってみるとやっぱり薄暗くて活気がなさそうですが、人通りが少し大目の印象です。
黄檗新生市場の商店街に潜入
入り口から入ってすぐの花屋と薬局、たこ焼き屋?兼バーのような店、洋菓子屋さんくらいしかやっていませんでした。思ったよりお店がやっていた・・・のか。。
花屋さんも手入れされているようなされていないような・・・・
店員の方が居眠りをしていたのがとっても印象深かったです。
イカツイ地元のお兄ちゃんと思われるがたこ焼きを買いに店内に入っていきました。
バーなのかたこ焼き屋さんなのかわらなかったんですが、ここで初めて営業している店舗だとハッと気が付きました。それほど人の気配ががありません。
1番活気があったのが、手作り洋菓子のティッヒーだ。
てぃっひ~~~!ふなっし~~~!みたいな勢いを感ずる。
その洋菓子もガラスが曇っているのか汚れているのか、建物だけじゃなくって食べ物も古そうな感じがしました。
しかし、『オレはモテたい!ここは男を見せるところだ!』と、ちょっと勢いづいて買って食べてみよう!とお店の人を探してみましたがお見えにならなかったようです。奥にいたのかなー。
その洋菓子屋さんを超えると、もう完全なる異空間。
両側の店舗のシャッターがほとんど閉まった路地裏。
戦後、昭和の時代の活気のあった商店街が目に浮かびます。
かなりたくさんお店が軒を連ねています。
看板を見ると、戦後にみんなが食べていた鯨肉のお店、果物屋さん、衣料品や雑貨のお店、その他にも定食屋さんなどがひしめき合っていた時代の風景が読み取れます。
平日だったからなのか、アーケード内の照明がついていなかったので余計に怪しさを感じます。
昼間だったのでまだ明かりがありましたが、夜だと真っ暗すぎて恐らく歩けない。
照明はあったけども付くのかどうか、つけてもらえるのかどうかは不明。夜行くなら懐中電灯は一応持っていったほうがいいかもしれない。
山田さんは元気なのだろうか・・・
建物から推測するとスナックと思われるお店もあったようですが、今はむなしく見る影もありません。
その奥にはこらんの乾き物屋さんが1店舗営業しているだけで、その先は虚しくたたずんでいる店舗跡地の連鎖。
当時の中学校の制服やジャージなんかも売ってたんだろうなぁ
いろんな張り紙がありましたが、それもこの雰囲気からはむなしく感じます。
どっかの世界へ行ってしまいそうな謎の階段がいくつかありました。
黄檗新生市場の家事の痕跡はすでにありませんでしたが、なんだかおどろおどろしい雰囲気に圧倒され往復して市場の旅を終了しました。
裏手に到着しました。
入口までの光が見えないくらい真っ暗です。
シンボルマークがあるようですが、黄柏のばくの字がぶっ飛んでいます。
黄檗市場散策のまとめ
写真の設定や撮り方で明るく撮ったり、暗く撮ったりしていますが昼間は普通に歩けるし、全然怖くありません。
お店のほとんどが閉まっていますが、裏手の住宅地に向かうための抜け道なのか、ちょこちょこ人通りはあったので恐怖心霊ツアーとかにはモチロン向いていません。(夜はわかりません。)
京都マイナーツアー、萬福寺(通称、万福寺)にお見えの方は一味違った旅はいかがですか?
コメント
はじめまして。
黄檗育ちなので、ついついコメントを・・・。
「廃墟・廃墟」と書かれてなんだか切ないですが、
もうどこから見てもそうですね^^;
ちなみに20年くらい前から既にけっこう薄暗い感じでした。
30年くらい前は肉屋・豆腐屋・花屋・靴屋・荒物屋・食堂などいろいろ営業してましたね・・・懐かしい。
ところで、「ティッヒー」のケーキ、買えなかったんですね・・・残念!
地元で長く愛されているお店で、美味しいですよ。
考えてもみてください。
まずかったり、古い商品出してたりしたら、
あんな暗くて入りづらい場所で何十年もお店が続くわけがない。
ショーケースの上にベルみたいなのが置いてあるので、
それを鳴らすと奥からおじさんが出てきて対応してくれます。
もしもまたいつかお近くに行かれる機会があれば、
今度こそ「男」を見せて(…っていうか、そんなに怖くないって w )
ぜひトライしてみてください(^^)/
あー、久しぶりに食べたくなってきた。
今度、実家帰ったら行こうっと♪
黄檗育ちさん>
コメントありがとうございます!
廃墟と記載して申し訳ありません。
若干ネタ的要素を含めて、読み手を意識して書いていますので読む方によっては、あまりいい気はしないかもしれません。
営業していなくとも、かつてのお店の看板から商店街の賑わいが読み取れました。
そうですよね、長年営業されているわけですから、経営として成り立っているわけですよね。ティッヒーは残念ながら頂くことができませんでしたが、次に機会があったときは是非是非食べてみたいと思います。また楽しみができましたw
ありがとうございました!^^