B級なおもしろ京都観光の黄檗新生市場に行ってきました。が、その前にそこから歩いて2〜3分のところにあるお寺『萬福寺』に行ってきました。
まず、ビックリするのがホームページにデカデカと普茶料理(ふちゃりょうり)やヨガ教室のバナーがデカデカとあること(爆)
そして、食べログにも載っているっていうところwしかも、結構評価が高いし!
http://tabelog.com/kyoto/A2602/A260201/26006435/
普茶料理とは?
江戸時代初期に中国から日本へもたらされた料理。日本の精進料理とは異なり、葛と植物油を多く使った濃厚な味、一つの卓を4人で囲む形式が特徴である。代表的な普茶料理に胡麻豆腐、精進うなぎがある。
普茶料理 – Wikipediaより引用
ビジネスユースなお寺も結構出てきたので、下記のYouTubeの『はひふへ本光寺』動画からすれば全然普通の流れなのか?wということで、なんだか普通じゃない雰囲気がプンプンします。では、いってみましょうっ。
萬福寺を参拝する
正面の総門です。すごく立派でお天気がよかったこともあって、すごくカンロクがあります。
まず入ると、狭い京都、建物がひしめきあっている印象が強い京都には似合わないほど広大な敷地に圧倒されます。
広大な土地であるにも関わらず、木々から小さな植物だけでなく、落ち葉すら落ちていないほど丁寧に手入れしつくされていることに感動します。
しかし、、潜入し続けていくと、うーん、、、なんか日本のお寺とは雰囲気が違うぞ・・・・と思ったらどうりで↓。
黄檗宗大本山の萬福寺(通称表記:万福寺)とは?
萬福寺(まんぷくじ)は、京都府宇治市にある黄檗宗大本山の寺院。
山号は黄檗山、開山は隠元隆琦、本尊は釈迦如来である。日本の近世以前の仏教各派の中では最も遅れて開宗した、黄檗宗の中心寺院で、中国・明出身の僧隠元を開山に請じて建てられた。
建物や仏像の様式、儀式作法から精進料理に至るまで中国風で、日本の一般的な仏教寺院とは異なった景観を有する。
萬福寺 – Wikipediaより引用
このことから中国と関係が深いお寺であるために、境内も京都や奈良の日本のお寺とはちょっと雰囲気が違って、中国王朝風の銅像や置物が多かったわけですね。
総門を入ると他とは違う雰囲気で、屋根から門構え、庭園に至るまで日本とは明らかに異なって中国っぽくなります。
こちらは三門と呼ばれるところ。
立派!(だけど写真じゃ伝わらない…)
こちらは天王殿の前。
巨大な鉢?に心を奪われながらドンドン進みます。先は長いです。
天王殿の布袋坐像。
北斗の拳のハートみたいだと思ってたのは内緒です。
中国といいつつ、韓国系の要素が強い?気がしましたが、それだけではありません。
というのも、ヨーロッパな雰囲気もどことなくある気がしました。というのは、椅子には王冠マークが合ったりと、お寺めぐりが好きな方には異色なお寺と思いますね、ここは。
院内には蓮の花や立派な木々がありましたが、時期的にだめな時だったらしく良い絵が撮影できなさそうで残念でした><
お寺や神社では立入禁止で撮影制限があったりするところが多いですが、ここは撮影には寛大で、遠慮なくパシャパシャやっても大丈夫だそうです。お寺マニア、撮影小僧には嬉しいですね。
雄寶殿(だいおうほうでん)を通って僧侶が食事をするところ斎堂(さいどう)とよばれる所に足を伸ばします。
雄寶殿とは?
中国においては玄関として見られるお堂のことで、弥勒菩薩の他に四天王、韋駄天が祀られています。
これは・・・・・
何かと思ったら木魚???
魚の形をしている、、これぞ、本当の木魚ですね。
巨大すぎて圧倒されます。
魚梆はぎょほうと読むらしく、開梆(かいばん),飯梆(はんぱん),梆(ほう),魚鼓(ぎよこ・ぎよほう)ともいう。
色んな所、広大な敷地に白砂の直線が一寸の狂いなく惹かれていて美しい。
説法を行う法堂(はっとう)と呼ばれる説法をする場所。
ここぞメイン!というほどの静寂の中にも巨大なオーラを放っています。
その他、ちょっとした写真とかをご覧くださいね。
強そうな紋章が刻印されています。
足ながっ
萬福寺の参拝時間・交通アクセス
JR奈良線「黄檗」、京阪宇治線「黄檗」いずれも徒歩5分
滋賀方面から行く場合:京滋バイパス「宇治東」ICから5分
大阪方面から行くの場合:京滋バイパス「宇治西」ICから10分
黄檗宗大本山萬福寺公式から地図はお借りしましたm(_ _)m
拝観料 | 個人 | 団体 |
大人 | 500円 | 450円 |
大学/高校生 | 500円 | 300円 |
中学生 | 300円 | 250円 |
小学生 | 300円 | 200円 |
拝観時間 は9:00~17:00 ※入山受付は16:30まで。
駐車料金 | 最初90分 | 超過30分毎 |
普通車 | 500円 | 200円 |
バス | 終日 2,000円 |
まとめ
お寺という堅苦しい印象ありません。
一般人の座禅などの修行体験や普茶料理、そしてヨガまで提供していたりと、外観だけでなく中身もちょっと異色でオモシロイですね。
B級スポットというと言葉は悪いが、寺好きもそうでない人も一度足を伸ばしてみるのもいいかもしれませんね。
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