『なんか好きな事はある?』
『趣味ってなに?』
そんな会話は初対面の方との決まり文句から始まり、仕事や友達との会話の中でも頻繁に出てくる言葉です。
しかし、先日はちょっと違っていて、このようなことを言われました。
『君が一生続けたいと思うことって何だ???』
私はそれに答えることができませんでした。
いや、正確に言うとその人の前では答えられなかったというのが正しい。
この質問の答えとして、電光石火の如く真っ先に頭に浮かんできたものが2つ。
それは後述するとして、続きをいってみましょう。
一生続けたいと思うことってなんでしょう
先日、昔のバンドのメンバーやその当時に親交のあった友達と久しぶりに会いました。
最近はもっぱらココス派(@ミックスベリーのココッシュがお好みw)のとよのですが、10年ぶりにガストに行ってスイーツ食べながら長居しました。
昔懐かしい話に加えて、「昔の音楽、現在の●●はクソだ、あのバンドはヤベェ」なんて音楽談義に花を咲かせて超盛り上がって楽しかったわけです。
で、その時ふと思いました。
いろんな理由があって音楽をやめてしまった、一時休止中など諸事情はあると思いますが、
『みんな、やっぱり音楽が好きなんだなぁ』と。
趣味はなんですか?なんて聞かれて、「うーん、、、」と考え込んでしまう人、「趣味は寝ることです」みたいな方も多くもいらっしゃると思いますが、私は非常に人生をもったいなく過ごしているんじゃないかな~と私はと思うのです。
私も好きなこと・趣味は何かと聞かれればたくさんあります。カメラ、音楽、読書、植物、登山、料理、このブログを書くことなどなど、多趣味とまではいかないまでもやりたい事はたくさんあってどんだけ時間があっても足りていません。
ただ、ずっと続けられるか?、死ぬまで続けられのか?と聞かれると、少し答える内容が異なってきます。
好きで好きで堪らない!愛してやまない事なんて、早々見つけられるものではない
子供ができた、結婚した、仕事が忙しいなどで時間が取れなくなった等の色々な理由があって、好きなことに時間がかけられなくなる事は仕方がありません。
ただ、それを完全に辞められるかどうかという所が気になるポイントなのです。
上の話に戻しましょう。
一生続けられるかどうかという質問を私にしてきた人物は、実は父親だ。
父親は20代の頃から現在に至るまでの50年以上、土いじり・高級な花をコツコツと育てて増やしてきました。それと合わせて、脱サラして中華料理屋などの飲食店も開業して生計を立てていました。
私も自立してお金も必要なくなり、歳をとってきたこともあって、料理屋の方をたたみました。花屋のほうもずいぶんと縮小傾向になっています。
しかし、お店として料理はしていませんが、母親の代わりに台所に立って昼食や夕食を作るようになりました。
そして、先日ポツリと言いました。
『こんな歳になって、やっぱり本当に好きなものがハッキリわかったわ。
前なら家のご飯は母さんにやってもらっとったけどなぁ。わし、料理がやりたいんやわ。』続けて、
『もちろん、料理が好きやから料理屋やっとったけどなー。料理屋やっとって良かった。
もうちょっと言えば、もっと早く料理人やっておけば良かったと後悔しとるくらいや。
わし、やっぱり料理と花が好きやわ。
それで、とよのは一生続けたいと思うことはなんや?』
このブログの見出し通り、興味があること・関心があって心が引き寄せられるくらいに大好きと言えるものは誰にでもあると思うのですが、ここまで言い切れるものって意外にないと思います。
ある!
と、心底本音であなたが答えていたとしても、この先はどうなるでしょうか?
現在、あるという人もこれから先の人生で、色んな事情や言い訳をつけながら、それを投げ出してしまうことがあるかもしれません。
しかし、それは本当に心底好きではなかったんだと思います。
好きなことをやめてしまう残念なパターン
一番多いのはこのあたりかな~と思います。
- 結婚した・子供ができたなどの取り巻く環境の変化
- それに伴ってお金がない・経済的理由
- さらにそれに伴って忙しい・時間がない
ごもっともな理由っぽいことが並んでいますが、ほとんどが理由になりません。
結婚しようが、就職しようが、行動が変わらない人が回りに数人はいるはずです。やる人はやります。
人間誰しも24時間の時間しか与えられておらず、ほとんどの人が限られたお金の中でやりくりしているわけなので仕方がない。
上でも触れましたが、やりにくい状況になってしまうのは仕方がないけども、
辞めてしまうという理由にはならない、ということを私は言いたいわけです。
- 友達と毎晩飲み歩いていた安いところに行ったら良いだけじゃないですか。
- 毎週やっていた野球の練習を月に1度にしたらいいだけじゃないですか。
- うるさく言う嫁さんがいたら、少しずつ理解をもらえるように行動したらいいだけじゃないですか。
- お金がなくてできないだけなら、何かを我慢する・もっと稼いだらいいだけじゃないですか。
言うのは簡単ですが、ね。。
私が一生やりたいことまとめ
私がやり続けたい2つもの
そんなにデッカイ事でありませんが。冒頭で言った内容にちょっとだけ触れておきたいと思います。
『頭に浮かんだ2つもの』というのは以下のものです。
- ずっとサイト運営とかしていきたい
- 旅行じゃなくて旅をしたい
ずいぶんとアバウトですが、ブログさらにはWebサービスをやっていきたい(やりたい)。もちろん、全然知識が付いていってないんですが超楽しいんです。そして、アイデアと可能性は無限大なのです。
先延ばしクセを直す日常生活の3つの工夫の最後のホワイトボード画像(ボカシてますが)にも、目標としてwebサービスをつくる!って書いてました。3年前に書いたやつですが、その頃から野望があったわけですね。
旅に関しても、年中~一生旅をしていたいというわけではありませんが、いろんな人がいて色んな景色があって、自分がしょっぼい人間って思わせてくれます。そう思うと向上心が沸いてきますし、何より刺激になって楽しいわけで。
日本一星空がキレイな島で星見れたのか!?で旅先で相棒見つけたり、旅先で出会った方がこのブログを見つけてくれて後々繋がってきたりで超楽しい。
それで、結局ここに行き着く。
ここに書いた『成功や失敗は関係なく、チャレンジし続けている人、
人生を楽しんでいる人にたくさん会いたい。』てやつ。
答えられなかった理由ってなんぞや?
それと、『その人の前では答えられなかった』っていう理由について。
ちょっとおまけみたいな内容ですが。
その父親のキャラクターについて説明です。
インターネットなんてさっぱり分からないし胡散臭くて害があると思っている昔ながらの頑固親父です。また、旅や旅行なんてこの30年(もっと?)したことが一切なく、この辺に関しても一切理解がない人なわけです。
で、この人格の人の前で自分のやりたいことを言ってしまえばバッシングと否定の荒らしなので、ちょっと控えた。と言うのが理由です。^^;
自分の意志は明確なり。
本当に好きか明確な方もいるかと思います。
たはまた、今のあなたの心の中では分からないことで、未来になってから、結婚してから、私の父親のような歳になってからでないとわからない、気がつかないものなのかもしれません。いや、死ぬ間際になってからでないとわからない、気がつかないものなのかもしれません。
しかし、今、そう思えることがあるのならこれからずっと大事にして欲しいと思います。
一生続けたいと思えものがあって、私は幸せです。
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