百度(Baidu/バイドゥ)が開発したWindows用の日本語IMEソフトBaidu IME(バイドゥ IME)。
入力した文字を無断でサーバに送信していたと報道されました。もちろん、これが入っているパソコンのIDやパスワードもなので、ネットバンク情報も送られているでしょう。大丈夫と思いますが、ご心配の方は銀行やネット通販の主要な会員情報を変更された方がいいでしょう。
アスキーアート辞書、顔文字入力、キモイ顔文字などおもしろい機能があり、かわいいアニメーションインストール画面、アンインストール時にもかわいいおねーさんで油断させてきますw こんな感じで。
中国検索最大手「百度(バイドゥ)」製の日本語入力ソフト「バイドゥIME」による文字情報の無断送信問題で、全国の都道府県と政令市のうち29府県市で1000台以上の公用パソコンに同ソフトが使われていたことが、読売新聞の調査で分かった。
中には住民情報を扱うパソコンなどから新聞2年分にあたる情報が漏えいしていた自治体もあり、自治体の個人情報保護条例に抵触する恐れも出ている。
47都道府県と20政令市に、問題発覚前日の先月25日まで約1か月間のバイドゥIMEの使用状況を聞いた。その結果、横浜市の272台、熊本県の197台、秋田県の113台など、23府県と6市の計1124台でインストールが確認された。(以下、省略)
YOMIURI ONLINE(読売新聞)
セキュリティ企業のネットエージェントは2013年12月26日、中国百度(バイドゥ)の日本法人が提供するパソコン用日本語入力ソフト「Baidu IME」とAndroid用入力ソフトの「Simeji」が、初期設定状態で入力文字を百度のサーバーに送信していたとの調査結果を明らかにした。(以下、省略)
よくわからないのは、外務省や東大、公務員さんが何でこんなものを入れる経緯があったのか?って思ったのは、私だけではないはずですが。
何かと問題が取りざたされているBaidu IMEですが、勝手にインストールされているわけではありません。
hao123と同様にフリーソフトや何かをダウンロードした時に混入してしまうケースがほとんどで、規約を読まずにインストールしたら入ってしっているってパターンがほとんどです。私もこれで入っちゃいました。
バイドゥIMEを削除する方法
送信されていたっていう怖さはありましたが、「hao123がトップ画面から変更できない、削除しても完全に消せない」ていうバイドゥ問題の時に比べたら簡単に消せました。ほどしつこくありません。
参考:hao123をアンイストールして完全に削除する方法!
左下の[スタート]→[コントロールパネル]で右クリックそして[開く]を選択すると、[アンインストール]を選択するか、
[スタート]→[コントロールパネル]→[プログラムと機能]を選択すると下記の画面になります。
上の中から[Baidu IME]を探してダブルクリックをしてドンドン削除してきましょう。
途中でこんなおねーちゃんがでてきて、「本当にアンインストールしますか?」とかうっとうしくきいてきますが、まわずどんどん進めば完了です。
学習情報と環境設定を保存するか?とかわけのわからないことを聞いてきますが、もちろん[いいえ]で保存しません。
[完了]を押すと完了ですが、これまた中国クオリティ!
しつこくアンケート画面になりますが、閉じて終了してしまいましょう。
最終確認は、以下の手順から確認できます。
[スタートメニュー]→[コントロールパネル]→[時計言語および地域]→[キーボード又は入力方法の変更]と進んで、ここに[Baidu IME]がなければ完了です。
または、OSやOME版によって若干表記が異なる場合があります。
[スタートメニュー]→[コントロールパネル]→[地域と言語]→[キーボードと言語]→[キーボードの変更]から確認します。
以上で、バイドゥIMEの削除と確認は終わりです。さすが中国品質でした!
って、すべての中国製が悪いわけではないんですが、やっぱり文化の違いでしょう。
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