閉店をニュースで知って、東京大寿司で握りを堪能してきましたが最高の一言です。

和食・寿司
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10月末をもって、三重県の名店がひとつ姿を消します。

 

東京 大寿司』は津市にあるちょっと高級なお寿司屋さんで、今まで自分には縁がないお店でしたが、ネットニュースや新聞にも載っていて閉店を知りました

 

なぜ、三重県の寿司屋さんで東京っていう名前なのか?っていうのは、東京の東京青山大寿司で腕を磨いて、この地で独立したからだそうです。

ここ最近では伊勢志摩サミットでの報道陣やら世界のVIPにその腕を振舞っていたそうで、それはそれはすごいこと。お弟子さんも全国にいらっしゃって、もちろんその腕は確かなものでしょう。

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オバマ大統領とお弟子さん?の写真も飾られていました。

 

ニュースを見た時、これは行くしかない!と思って、普段は回るお寿司ばかりで行けないカウンターのお店に行ってきました。

一級品は寿司だけじゃなくて、天ぷらもすばらしい。

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お店は平日の夜でしたが、駐車場は一杯。ニュースになった影響が出ている感じでございましたが、予約していたのでそのまま入店しました。

 

 

さすが回らないお店。

入店すると、大将の松田氏が対応してくれて席まで案内してくださいました。もちろん、私が座るイスを引いてくださいまして、キッチリとした接客をありがとうございます。

 

普段、こんなお店に来たことがないのでアタフタしていたのが事実でした。なんといっても、値段が買いていないメニューとか見ると怖くて注文できないし!っていうのが正直な所でして。

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まずは、本日のおすすめ料理から『あなごの天ぷら』、『渡り蟹ほぐし』

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もちろん、ビールとともに。

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あとは、どれを頼んでも間違いなく旨いはずなんですけども、寿司初心者の小市民はお任せ握り的な盛り合わせを注文しました。あとは食べたいものは単品で注文しようってことで。

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付き出しから。

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雑魚のユッケみたいな一品。玉子と生姜かな?で、くさみは一切なく食べやすい。美味。

 

 

 

まず、届いたのが岡山産の渡り蟹のほぐし。

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身がギュウギュウ。どっさり盛られていまして、これは1匹から取れる蟹ではございませんね。

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生ではなく半生状態で蒸されております。お酢で召し上がっていただきますが、蟹の甘さを残していて美味しい。食感もよろしゅうございました。

 

 

次は穴子の天ぷら。

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フワフワの穴子に、かぼちゃ、ししとう、なす、ヤングコーンなどの新鮮な野菜が添えられております。

 

 

もちろん、素材の旨みを引き出すために塩で頂きます。

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もちろん、プロのあげ具合。全ての食材で火が通り過ぎていない所が、衣のサクサク感以外の美味しさをかもし出しています。

 

ではでは、アナゴを頂きます。

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さくっとした食感が歯に伝わった直後に、ふわっふわっなアナゴの身が口に広がる。

旨い!!

 

 

今まで食べた天ぷらの中でも最上級。
アナゴに関しては、完全にトップでございました。

美味。

 

 

ほろっと崩れるシャリの握り具合は回転寿司では味わえない!

注文したのは『自慢ずし』4000円の盛り合わせ。

その内容は、『大トロ』、『ボタンエビ』、『赤貝』、『白身』、『牛肉』、『ウニ』、『玉子』、『イクラ』、『旬のもの』、『鉄キュー』など。アレルギーや嫌いな食材の場合は変更可能です。

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ついに来ました、大本命の握り。

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おやじさんが丁寧に目の前に出してくれるのが印象的でした。接客違うなぁと、閉店するのを悲しみながら浸っておりました。

 

 

大トロは脂が乗りすぎておらずサッパリとした印象で旨い。

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ボタンエビもとこれ以上ないくらいのプリプリさともそのボリューム。醤油の塩辛さをかき消すほどの甘味が品質の良さを表す。

 

 

ここで『これは本物だ。。。』と思ったことがひとつ。

 

回る寿司や今まで食べてきたカウンターのすし屋さんと何が違うって、米の、シャリの握り具合が今までにないくらい繊細こと。

(行儀やマナーの話は置いといて)今までカウンターのお店を含めて、どのお店でも箸で寿司を摘みんでも、形は崩れたことなんてほぼありませんでした。

 

でも、ここは違いました。

 

箸で掴んだら崩れるその優しく繊細な握り具合。
口の中に入れたら、その時点でふぁっと崩れて広がる握り加減。

 

これすごい!って初めて思った寿司。
衝撃。これぞプロだということを痛感した出来事でした。

だって、記事にするくらいですからね。

 

 

 

続いて、赤貝ではなく変更して出てきた『アワビ』と『牛肉』。見た目からしてヤバイ。

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アワビのコリコリした食感がすばらしい。コリコリどころか、ゴリゴリってました。すごく新鮮なことが伝わってきます。

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そして、問題児がこちらの牛肉握り↑。(食べることに一生懸命で写真が撮れずにいます。)

 

軽くあぶられていて、余分な脂をそぎ落としてくれています。かつ、その香ばしい香りが食欲中枢を刺激します。

 

本来はお醤油で頂くんですが、上の天ぷらの塩で食べてみました所大正解!!!!

個人的には上質で良いお肉はシンプルに、塩かコショウのみっていう食べ方をここでやっちゃいましたが、やっぱり塩で食べるのがおススメ。超美味しい。

お願いしたら、塩を出してくれるかどうかは知りませんが、盛り合わせの中で1番のヒットはこれでした。ダントツです。

 

 

 

続いて『ウニ』と『イクラ』の握り。皆さん大好きの大人気メニューのご登場です。

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実は私は、ウニとイクラはあまり好んで食べません。むしろ嫌いです。

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ですが、その鮮やかなウニのオレンジ色と真紅のイクラ。

やっぱり新鮮でその辺のよりも、もの磯臭さがなく甘味がググッと増しているネタなので、うまいうまい!といって、深く味わいながら食べました。食べられました。

これなら毎回食べたい。

美味。

 

 

こちらは『数の子』。

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シャリの何倍もある数の子の存在感がすごいですね。プチプチした食感とシャリのホロッとした握り具合が楽しませてくれました。何も付けないでもいいですね。

 

 

こちらは玉子。

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珍しいな~、この手のコースで玉子って、と思いましたが、こちらも見た目で楽しませてくれますね。もちろん、甘さ控えめ。お子様は食べてはいけない、食べさせてはいけない系です。

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これ何巻き?っていうんだったかなぁ、軍艦巻きの海苔を反対にして巻くのとか、ちょっと寿司雑学があったのに忘れてしまいました。

 

最後に『鉄キュー』。これってなんだろう?って思ってたら、鉄火+きゅうりのことだったんですね。

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王道中の王道のこれをシメに一品に、しじみ汁でホッと一息。

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ただ、まだ食べたらない・飲み足らないので単品で追加注文しました。

どうしてもうなぎが食べたかったんですが品切れで、泣く泣く『あなご』を。あとは、邪道と思ったんですが、他のお店とどれくらい違うか比べたくて、『エビマヨ』を注文しました。

 

まずはエビマヨから。

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おぉ、やっぱり上品なお味。もちろん、プリプリというか、もうブリブリとした食感はもちろんなんですが、マヨネーズが一味違う。これは量の問題なのか、マヨネーズ自体自家製なのか判断できませんでしたが、マヨネーズ主張がかなり控えめです。

よって、エビとシャリ、そして海苔の風味を十二分に感じることができました。

美味。

 

 

さて、来ました今日のオオトリ中のオオトリ『あなご』を早速、一口・・・

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うっま!!!

 

美味いといっちゃ下品ですけど、これ本当に旨かった。

 

白焼きに甘く煮詰めたタレをそっと一筆といったシンプルな感じですが、煮詰めていない分、アナゴのふわっとした食感と柔らかさを限界まで引き出してる!と美味しんぼ級のコメントですが、お世辞抜きに最高の一言。

 

これオオトリに相応しい握りでした。

 

美味三昧。

 

東京大寿司の営業時間やメニューなど

  • 参考サイト:【公式】津市で接待なら|東京大寿司
  • 営業時間/定休日:11:30~22:00/月曜日
  • 電話番号:059-234-5129
  • 住所/アクセス:〒514-0304 三重県津市雲出本郷町1641-1

 

 

▼メニュー表とおススメ寿司の一例

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どの握りがおススメかっていうと全部です!
というと答えになっていないので、率直な感想を言わせて貰うと、できる今日食べた中では上で申し上げた通り牛肉@塩とアナゴが最高でした。

次にランクインしてくるのは、なんと自分が苦手な食材のウニ、イクラです。それだけ美味しかったということですね。すごい良かった。

 

 

閉店の大寿司さんと大将へ向けて

10月末で閉店の大寿司。

日常的にいけるお店ではありませんでしたが、このお店がなくなるのは悲しいです。友達に閉店の故を伝えたら、相当ショックを受けていたのがこのお店が名店であることの現れです。

 

そう、そしてこの日はめでたい記念日でございました。けども、さらにめでたいことがあって、間違いなく一生忘れられない日になりました。

 

この場お借りて。

最高の寿司と最高の場所をありがとうございました。
また、食べに行きたいです。

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笑来

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