不安がなくならない人が自由を手に入れる思考!アドラーは幸せになる勇気の心理学

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『アルフレッド・アドラー』という名前はよく目にしていて、どんな人なのかということも何となくは知っていましたが、数ある自己啓発系の書籍を読んできて彼に関連する書籍を初めて手にとりました。

この本の内容を一言で言えば、
『当たり前のことであることも視点を変えればとてつもなく深い』
ということ。

 

数え切れない自己啓発書籍というのは、どれをとってもぶっちゃけ芯が同じでよく似通ったことが書かれていますが、これは一味も二味も違いました。空前のセールスを誇っている7つの習慣と同レベルの内容で深い。

 

解釈としては少し深くわかりにくい部分がありました。これは難しい心理学の内容を記載しているからですが、そのわかりにくいところも、対話形式によって具体例を挙げてわかりやすく書かれてあるのでとても読みやすかったです。

 
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

■アドラー心理学を読んだがいい人

  • 夫婦関係やパートナーとうまくいっていない悩みがある人
  • 子供の問題行動を変えたいひと/子供の教育方針に悩みがある人
  • 仕事やプライベートがうまくいっていない人
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本当の意味での自由とは?

自由を手に入れる

「自由とはなにか?」の結論は見えたも同じでしょう。

すなわち、「自由とは、他者から嫌われることである」と。

(中略)

きっとあなたは、自由とは組織からの解放だと思っていたのでしょう。家庭や学校、会社、または国家などから飛び出すことが、自由なのだと。しかし、たとえ組織を取び出したところでほんとうの自由が得られません。他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないと言うコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くことができない。つまり、自由にはなれないのです。

via:P162~163

私も自由と聞いて、上記のように想像してしまっていました。

例えば、給料が安い・職場の上司と折り合いが悪いなんて言いながら会社を辞めても、生活のためには働かなければなりません。その多くはサラリーマンになるでしょう。

サラリーマンではなくて独立といっても、コンビニやどこかのフランチャイズに手を出したり、メーカーが造ったものを売るだけの小売店になったところで、支配されていることに変わりはなく、自由どころか不自由以外の何ものでもありません。これならサラリーマンをしていて、週末を自由気ままに過ごす方がはるかに自由です。

 

 

すべての悩みは対人関係の悩みである

悩まない

  • 背が低い・胸が小さいなど自分の外見にコンプレックスがある人
  • 自分に自信がない人
  • 成績が悪い、他の方が成功を見たときの劣等感
  • 『独り・孤独』ということも対人関係の悩み

 

様々なコンプレックスが存在して、私もコンプレックスの塊といっても寡言ではありません。

そのコンプレックス全部の根底にあるのは、『対人関係・他者の目線』であるということが、意外な観点から記載されています。

 

外見のコンプレックスは人の目を意識しているから起こり得る事実。

身長について、自分がどのような主観的劣等感という要因を持っているかによって、その意味合いは異なります。つまり、身長が低いのがコンプレックスだと思っていても、伸長が高いコンプレックスを有したひとからすれば、コンプレックスになりえないわけです。

シンプルに、視点を変えてみればそれは幸せな思考へ大きな変化が起きるということです。

なぜ、ぼっち・1人である孤独というものが対人関係の悩みなのか?

孤独の老人

孤独を感じるのにも、他者を必要とします。
すなわち人は、社会的な文脈においてのみ、「個人」になるのです。

via:P70

さらには孤独という事も対人関係が関わっている悩みである、ということが記載されていて意表を突かれました。

 

孤独とはどんなモノであるのかというと、

孤独(こどく、英: solitude) は、他の人々との接触・関係・連絡がない状態を一般に指す。

孤独には、それに近しい・もしくは含まれる概念が多数存在する。

  • 他人から強いられた場合には「隔離」
  • 社会的に周囲から避けられているのであれば「疎外」
  • 単に一人になっているのであれば「孤立」

という言い方もする。一人でいて、それがただ寂しい(他人との交流を求めているのに、その欲求が満たされない状態)という場合もある。英語では、この単なる人恋しくて寂しいという場合はloneliness として、solitude とは区別される。

孤独 – Wikipediaより引用

孤独というものを定義するには、必ず他者が必要で複数形でなければなりません。よって、もし、元々世界に1人だけしかいない存在であれば、孤独というモノは存在しないことになるので、この問題も対人があって始めて成立することになるのです。

 

トラウマというものは存在しない

ストレス画像

原因の多くは、AだからBではなく、BだからAという事。

ここでの事例を挙げると、引きこもりの人物の話が出てきていますが、
『何かしらが不安(問題がある)から、外に出られない』のではなく、
『外に出たくないから、不安という感情を作り出している。』と唱えています。

 

これは医療現場で働く従事者として、患者さん・家族さんに深く介入していると非常に興味深く、感覚的に同意できる内容です。

よく患者さんなどは、自らを分析・診断して『●●だから、○○ができなくなりました。』なんて訴えが毎日あります。しかし、分析して紐解いていくと原因は逆だということがたくさんあります。

 

アルフレッド・アドラーによるとトラウマというものは存在しないということです。

人はなかなか変わことができないとよく言います。しかし、それは変わことができないのではなく、自らの意思によって変わらないと唱えています。

トラウマや誰しもある見た目のコンプレックス、そのひねくれた性格でさえもわかって、今のあなたが不幸に感じているのは、自らの手で口であることを選んだからという訴えです。

 

あなたが変われないでいるのは、自らに対して「変わらない」という決断を下しているからなのです。

つまり人は、いろいろと不満はあったとしても、「このままの私」でいることの方が楽であり、安心なのです。

Via:P.51~52

確かに、仕事だろうがプライベートだろうが、何かしら変わろうとした時には大きなパワーがいります。うまく行くか行かないの不安がありますし、仮に失敗してマイナスを負ったときにもそれを跳ね除ける、乗り越えるだけのパワーが必要となってきます。

つまり、人は皆、臆病者なのです。

 

アドラー心理学は、勇気の心理学です。

あなたが不幸なのは過去の環境のせいではありません。ましてや能力が足りないものでもない。あなたには、ただ勇気が足りない。いうなれば「幸せになる勇気」が足りていないのです。

Via:P.53

不満のある環境から抜け出すには、不安で臆病な気持ちを打ち破って思い切って第一歩を踏み出すことしかありません。行動しなければ成功どころか失敗することもないわけですから。

 

 

嫌われる勇気~自己啓発の源流「アドラー」の教え~(岸見 一郎,古賀 史健 著)を読んだまとめ

嫌われる勇気/岸見 一郎,古賀 史健 ダイヤモンド社

 

久しぶりに突出した良書です。

私の行動理念である『視点を変えれば世界が変わる/幸せになる。』に通ずるものがあって非常に共感できました。

何をやってもうまくいかないと思っている方は、物事の考え方を根本から見直してみるのも一つの手でしょう。

続編が出ました。

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