市販の『観葉植物の土』をそのまま使ってはイケナイ!植え替えで失敗しないようにする!

心と体の健康
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ちゃんと観葉植物を育て始めて、もう10年程経ちましたが奥が深くて面白い。

15年以上前の学生時代にドラセナ(幸福の木)を買って、すぐに枯らしてしまいました。他にも残念ながら枯らしてしまったものもありますが、その中で自分が実際に育ててみて失敗した・学んだ所を振り返ってみました。

 

 

本やネットではどこも同じようなことが書いてあって参考にならない場合が多かったです。

これから植物の時期なので、植物初心者さんが陥りやすい失敗しやすいと思われる内容をちょっとずつ挙げていくつもりです。実践する時・トラブルがあった時のために、頭の隅っこにおいてもらえれば嬉しいかな、と。

 

 

ホームセンターに売っている植物や土についてあまりわからない場合、観葉植物専用の土があると思わず買ってしまいます。最初は私もそうでした。

しかし、長期的に見ると失敗します。

 

当時はネットもなかったし、専門書を買うほど植物に興味・関心がなかったっていうマイナス要因が大前提になっていたのがいけなかったわけです。

植物をインテリアとだけしか見ていないのであれば失敗して当然の結果でしょう。

これは育て始めていくつもの植物の鉢の植え替えなどを経験して失敗すると、その土を使うことの欠点がわかってきたわけです。

 

一般的な観葉植物専用の土を買ってはいけない理由

植え替えや鉢のサイズあげには土や肥料が大量に必要です。

しかも、相当重たい品物のため、特にマンションにお住まいの方などは、その手間を惜しんでネット通販で買ってしまう方も多いです。

 

ホームセンターや花屋さんで売っているような配合済みの土を思わず買ってしまいがちですが、すでに混ぜてある万能の土ではなく、手間をかけて配合した土を使ったほうが間違いなく水はけが良く植物もイキイキと元気に育ちます

 

また、実家は某花の専門店でいろいろ教わりました。

そのようなものを使っても元気に育たない、長い目でみると、根腐れなどのトラブルが多くあるので育っているように見えても植え替えする回数が多くなるので、やっぱり駄目だということでした。(他は高度な内容過ぎてわっけがわからなかったです^^;)

 

初めて育てる・はじめて植え替える場合、このように配合されたものは非常に使い勝手がいいと思いがちです。 しかし、どのような植物にも合うように様々なものが入っているので、その植物に合ったものとは言えません。

配合されているものは大体こんな感じ。
木質堆肥、軽石、赤玉土、ピートモス、マグネシウムや肥料配合というのが多いですが、そもそも配合比率を書いていないっていう時点で「何でそんな重要なのを明記しない?」って印象です。

確かに軽くて持ち運びしやすくて、水はけが良いです。

 

しかし、それは最初だけ。

 

 

実際に市販の土を使ってみてどうなったのか?

目が細かい土でサラっとしていて、最初は水をあげるとスーーーっとしみ込んでいって鉢の底から水が出てきます。最初は、水捌けはかなり良くていいっていう感じでした。でした、ですよ。

 

下の画像を見てください。使用済みのですが細かいでしょう。

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ここから、市販の観葉植物の土を実際に使ってみた感想です。

水やりをして数ヶ月以降と長期になってくるとなんだか排水がよくないという印象を受けるようになってきます。

その理由としては、そのサラサラ・フワフワの土が水を含んで、土の重さで圧縮されて土の塊になってしまいます。そのため水はけが悪くなり、根腐れ等のトラブルを起こしやすくなる、という流れです。

これは主たる用土の赤玉土(量が少ない)ではなくピートモスや木質堆肥を使っているからです。実は、長い目で見るとこれがあまり植物に対してはよくありません。

 

これは配合前の土です。

左の茶色っぽいのが赤玉土、真ん中が腐葉土、右が鹿沼土です。粒が粗いので排水性が上記のものよりも遥かにいいです。

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拡大してみましょう。

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植え替え後に水をあげるとサーっとひいていき鉢底からすぐに出てきました。

それだけでなく、1週間経ってもまだしめっていて保水性も抜群です。

 

 

観葉植物の土のまとめ

  • 市販のものは後で根ぐされなどを起こす確率が高い
  • 植物に手間は必要
  • 適した土を配合しよう
  • 水はけも保水性も両方重要

基本的には赤玉土6~7割、腐葉土3~4割をベースとした用土に、乾燥に強いとかたっぷりと水やりが必要な植物などは本に載っていますので、それを調べて適した材料を配合するのが1番いいです。

排水を考えると軽いパーライトやバーミキュライトを混ぜて使うことが多いですが、私は人工土や改良土ではない鹿沼土を入れることが多いです。植え替えて数日たっても、土は湿ったままなので、通気性・保水性ともにこれが1番良いと思います。

 

水が大事な植物ですが、水不足だとかれてしまいます。逆に多いと酸欠で根くされして枯れてしまいます。

その他、植物は水と肥料をやっとけばええやろ!?っていう知人のために、次は本にも重要とされておらず、初心者さんがやっちゃう駄目なことを書こうかなぁ。

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