交通事故の被害者にも加害者にもならないように。渋滞道路を選んで交通事故確率を低くする私のドライビングの考え方

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『あなた、何でそんな時間がかかる道を通るの?』

『お前、なんでそんなに渋滞するところばっかり通るんだよ。馬鹿じゃねーの。』

 

過去にパートナーや友人に幾度となく言われたことがある言葉です。

 

交通事故は被害者はもちろん、轢いた側もある意味被害者といわれる風潮があるように、双方ともに心身ともに深刻なダメージを受けます。

 

なかなか理解されにくい部分もあると思いますが、先日、知人の娘さんが通学途中に車にぶつけられたというちょっとした事故があったので書いてみようと思いました。大事には至らなかったので良かったですが。

 

一応、私にも考えがあって『あえて、渋滞している方を選んで』車を運転していることがあるということを知って欲しくて、ここに書くことにしました。

 

これを読んでちょっとでも共感を得ることができて注意してもらう人が増えれば、人を跳ねてしまう確率が減り、ケガをする人が1人でも減るかな、減ればいいなーと。

 

交通事故死者数と負傷者数のデータ

車

警視庁の発表によると、昨年の65歳以上の高齢者の交通事故による死亡割合は52.7%と過去最高になったそうです。

それに対して、内閣府の発表によると

交通事故による30歳未満の死傷者数は減少が続いており,平成24(2012)年は263,969人となっている。状態別にみると,10代では自動車乗車中と自転車乗用中が多く,20代では自動車乗車中が過半を占めている。(第1-5-2図)

平成25年版子ども・若者白書 – 内閣府より引用

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平成21年の交通事故による子ども・若者(本項においては25歳未満の者をいう。)の死者数は630人で,前年に比べ48人(7.1%)減少し,負傷者数は21万9,913人で,前年に比べ1万4,458人(6.2%)減少した。

第1部|第3章|第1節 子ども・若者の安全 – 内閣府より引用

年齢層別交通事故死者数の推移年齢層別交通事故死者数の推移

 

年齢層別交通事故負傷者数の推移

年齢層別交通事故負傷者数の推移

 

一方、免許を取ったばかりの運転歴の浅い方の運転による事故件数は、平成4年をピークにいったんは減少してはいるそうですが、ベテラン運転手であってももやっぱり安心できません。

 

質問です。あなたは渋滞の道を通る? 迂回ルートを通る?

細かな詳細は抜きにして、下記の地図をご覧ください。

 

赤い線の道は激しく渋滞しています。

あなたが車を運転するとして、黄緑色の『通過点』という場所に行く場合は地図でどの道を通りますか???

渋滞する道

ルートA:渋滞している大通りで通過点まで行く道(信号あり)

ルートB:車が通らない裏通り経由で通過点まで行く道(信号なし)

ルートC:車が通らない別の裏通り経由で通過点まで行く道(信号なし)

 

 

 

早く行きたいなら、1番手前で渋滞を回避できるルートBがもっとも早くいけると思います。Cもそれにはおよばないにしても早く行ける道です。

ルートAは渋滞があるだけでなく信号もあるので、説明するまでもなく1番時間がかかってしまう道です。

 

 

どうですか?

 

余分なことは抜きにして、どの道で目的地まで行こうとするのでしょうか。

 

Aですか?

Cですか??

最短最速のBですか???

 

 

 

 

はい、決まりましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、1番時間がかかる大通りのルートAで行きます。

 

みなさんはどれだったでしょうか。

 

 

なぜ、私は時間がかかる渋滞道を選んだのか???

 

 

 

 

皆に非難される渋滞の道で行く理由は交通事故の確率を減らすため

その理由は簡単です。

『曲がる回数を少なくしたいから』に他なりません。

 

 

下記を見てもらえば一目瞭然ですが、ルートAは道が込んでいても一回曲がるだけです。そして、信号機もります。 それとはうって変わって、BとCに関しては3回も曲がる必要があって、しかも信号がありません。

安全運転の道

 

ほぼ同じ距離を進むことになりますが、交通事故の観点からするとこの差によるリスクは非常に大きく、交通事故の確率が遥かに高まるのです。

 

結局のところ、正面衝突なんて事故もありますが(私はその経験者で3ヶ月入院)、事故の多くは右折・左折時に起こります。左折時の巻き込みや、右折時の対向車線の隙間から出てくるバイクなどですね。

そして、この場合は信号がないのでリスクは更に大きくなるはずです。

 

私はこのリスクを回避するために、迂回ルートを使わず曲がる頻度を低くして時間のかかる方を選んで通ります。

 

当たり前のことかもしれませんが、運転している以上は自分も起こしたくないですし、絶対に相手も作りたくないですから。

 

それ以外にドライブ中に気をつけているポイント

上記の場面はいつでも・誰でも遭遇する交通状況ですが、私の場合はそのほかに時間帯も気にしています。

小中学校や高校が近くにある場合、その通学路と通学時間帯に該当する場所では特に上の状況を避けて運転するようにしています。子供さんの場合は、特に何も考えずに飛び出してきたりしますからね。

 

なので、ランドセルをしょっている子供を見かけたとき、通学ルートの標式などは見逃さないようにチェックしています。その他、高齢者が多くいそうな田舎道などは農作業の方が農道からひょいっとでてきたりしますから、そのへんも。

 

また、知人の運転の助手席に乗っていて良く思うことがあります。それは、多くのドライバーさんは『他の車を意識した運転をしているけど、通行人はあまり意識していない』ということ。

それを痛感するのは、交差点に差し掛かったときのブレーキをかけるタイミングです。

かなり多くの人がブレーキをかけて車道に出る手前で車を一旦ストップさせますが、これって私はすごく怖い。

安全第一

車道に出る前に歩道があるわけで、歩道に差し掛かっている所でブレーキをかけて車道に出る直前~ちょっとは乱したところで止まるっていうブレーキング。これであれば、歩道を歩いている人、中には自転車でぶっ飛ばしている人もいるので、完全に間に合わず跳ねてしまうタイミングになります。

だから、私は相当早い段階でブレーキをかけ始めます。

 

安全運転の心がけまとめ

いつでもこの考えで走っているわけではありません。

上記で言ったように通学路や時間帯、それ以外にも迂回路が以外に広くて見渡せるような道路だった時、交通量が少ない迂回路、信号があるなど、いろんな要素があるので、その時々で考えて判断して通行しています。

いずれにしても、私は1~2年で3回も事故を起こす(被害者・加害者両方)と昔から事故が多かったので、本当に注意するようになりました。おかげでゴールド免許になりました(あんま関係ない?)。

 

皆さんも運転には充分に注意してください。
そして、何か引っかかるものがあった方は運転方法の見直しをしてみてください。

 

相手だけじゃなく、自分だけじゃなく、自分の家族も不幸にしてしまう結果になってからでは遅いのですから。

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